第1回研究会(2011年10月18日)

【日時・会場】
2011年10月18日 17:00-19:30 東京大学・赤門総合研究棟・センター作業室




【報告】
・ タイトル
 「契約社員の人事管理と就業実態--政策研究所でどう「社会学」するか」

・ 報告者
 高橋康二(労働政策研究・研修機構)

・概要
本研究の目的は、契約社員(直接雇用のフルタイム有期契約労働者から定年後再就職者を除いた人、と定義)の人事管理と就業実態について実証的に研究することである。

契約社員に注目する理由としては、

(1)「改正パートタイム労働法」と「労働者派遣法」の間隙に置かれ、その適切な活用と労働条件の整備について特別に定める法律が存在しないこと、
(2)その多くが現在の仕事に対して相対的に強い不満を抱いていることが既存統計より示唆されること、
(3)それにもかかわらず先行研究が乏しいこと、

があげられる。  

ヒアリング調査およびアンケート調査の結果、全体的にみて、契約社員には、不本意な就業形態選択により契約社員となった人、賃金に不満を抱いている人、正社員転換を希望している人が多いことなどが明らかになった。
他方で、職種や年齢、生計の担い手か否かといった属性に基づく、契約社員のなかでの働き方や意識の多様性も注目される。

・ 配布資料
本文 別添1-1 別添1-2 別添2 別添3

・ 参考文献
高橋康二「契約社員の職域と正社員化の実態」(JILPT Discussion Paper 10-03)(労働政策研究・研修機構,2010年4月)(http://www.jil.go.jp/institute/discussion/2010/10-03.htm). 

労働政策研究・研修機構編『契約社員の人事管理と就業実態に関する研究』(労働政策研究・研修機構,2011年3月)(http://www.jil.go.jp/institute/reports/2011/0130.htm).

労働政策研究・研修機構編『契約社員の人事管理―企業ヒアリング調査から―』(労働政策研究・研修機構,2010年3月)(http://www.jil.go.jp/institute/chosa/2010/10-065.htm).

労働政策研究・研修機構編『契約社員の就業実態―個人ヒアリング調査から―』(労働政策研究・研修機構,2011年11月)(http://www.jil.go.jp/institute/chosa/2011/11-096.htm).


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