2011年12月13日 17:00-19:30 東京大学・赤門総合研究棟・センター作業室
【報告1】
・ タイトル
「フィリピン人エンターテイナーの就労はなぜ拡大したのか」
・ 報告者
津崎克彦 (一橋大学)
・ 概要
1990年以降、日本の労働市場の国際化が本格的に進展しはじめたが、フィリピン人エンターテイナーの就労はその先駆となる事象であった。なぜフィリピン人エンターテイナーの就労が拡大したのか。本報告では、エンターテイナー本人、産業、就労ネットワーク、顧客に対する実態調査と日本社会の変容に注目しつつ、この問題を論じた。
・ 配布資料
配布資料1 配布資料2(要約)
・ 参考文献
津崎克彦(2010)「フィリピン人エンターテイナーの就労はなぜ拡大したのか 盛り場のグローバリゼーション」『労働再審2 越境する労働と<移民>』大月書店. → アマゾン
【報告2】
・ タイトル
「女性の働き方・労働時間と就業継続―就業時間帯に着目して」
・ 報告者
高見具広 (東京大学)
・ 概要
女性の就業継続を阻害する要因として労働時間があるが、問題は労働時間の長さよりむしろ、「いつ働くか」という就業時間帯なのではないか。近年では、「9時~17時」という標準的な就業時間帯にはおさまらない、所定終業時刻が18時以降に設定されている仕事が拡大傾向にある。
こうした夕方・夜間の就業は、女性の就業継続に対して問題を生じさせる。
具体的には、第1子妊娠に際して、勤め先に育児休業制度がない場合は退職(出産退職)になりやすい。育休がある場合は出産退職を回避できるが、その場合でも、復職以降にその働き方を続けられず退職しやすいという問題がある。